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夏目漱石の生原稿(の写真)見てきました…手書き原稿は「読みにくい」ところがイイ?書くことの話。 #Writing


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手書き原稿は「読みにくい」ところがイイ?

今週のお題「書くこと」

見てきました。夏目漱石の生原稿(の写真)。
写真ではありますが、手書き時代の大変さが伝わってきます。
まあとにかくものすごい有り様で、あちらこちらに線はつけてあるわ、あっちのセクションとこっちのセクションを入れ替えたり削ったり書き換えたり。これがワープロの登場以降なら、書き換えたところは全部キレイさっぱり、跡形も残らなかっただろうと思うと不思議な気持ちになりますね。漱石マニアの友人Bは「文豪の思考をたどれる」と大喜びでしたが、個人的には「文豪もあれこれ悩むんだなあ、だから文豪なんだろうなあ」と思ったものです。

考えてみれば、小学生の頃は何事も手書きが当たり前でした。
大昔に書いた作文や手紙を読み返してみると、もう悪筆も極まれりです。正直言って、幼稚園の時のメッセージカードなんて「判読不能」もいいところ。昔の自分は一体全体、どういうつもりでこれを書いたんだろうと思えてなりません。
でも、もしこれがMS明朝体だったら――ごく初期のワードにデータとして保存された「文章」だったら、きっと幼稚園の頃のメッセージが”読めた”ことでしょう。今では「せんせいえ」ぐらいしか読めないこの乱筆の後に、どんなコメントがあったのか。読めると同時に、それでも、笑いはしなかったでしょう。
「下手な文章だなあ」ではなく「へたくそな文字だなあ」という気持ちをもてるのは、たぶん手書き生原稿だけの特権です。

ちなみに補足すると、私は今でも、ひっどい悪筆です。
幼稚園児の乱筆はほほえましいのに、いい年した大人の悪筆が笑えないのは、これからキレイな字を書けるようになるだろうという希望が持てるかどうかの違いかもしれません。
とりあえず、ペン習字の練習でもしよう。そして5年か10年先に「へたくそな文字だなあ」と笑えれば、それはとても楽しいことかもしれません。