101回目のプロポーズ あの台詞より好きな台詞
おこのみさんです。
武田鉄矢・浅野温子というミスマッチで始まり、とにかく話題でした。私などは、足の長さ、顔のでかさについて、武田氏への共感と感情移入が強く、100%かじりついて観ておりました。
愛する人をかつて失った哀しみを恐れ、彼に心寄せつつも気持ちを受け入れられない彼女。そして、そんな彼女に自分の気持ちを伝える最後の行動、余りにも有名な、トラックの前に走り出て、危機一髪。急ブレーキのトラックが鼻先で止まります。
そして、超メジャーなプロポーズ、
『僕は死にましぇーん!あなたが好きだから!』
胸に染みますね。
でもですよ、これがエンディングじゃないですよね。
先のシーンでも、彼はOKをもらえないんです。タイトルの、101回目のプロポーズは、成功しない。貯金をはたいて買ったリングも失意のなかで、棄ててしまう。
次の日から、彼は、夜の工事現場で働きます。
そこへ、やっとこさ決心した彼女が、ウェディングドレスで駆けつける。これがエンディングです。
『僕には、もう何もありませんよ。指輪も捨てちゃいましたし・・僕はただの・・薄汚い・・』泥まみれの顔でうつむき加減に言う彼に彼女が抱きつきます。
『私を幸せにしてください・・』
二人が結ばれるプロポーズは、実は彼女から、なんですよね。ここがいい。そして工事現場に落ちているナットを指輪変わりに、彼女の薬指に・・
満面の笑顔・・今、記憶をたどりながら書きました。映像を見直しながらではないので、ざっくりな箇所はご容赦を。
でも、このエンディングなんだよ!って強く言いたいなあ。泣けてきました。
青春の思い出、ドラマに本当に没頭してた頃。
懐かしいです。