」で便利でお安く。敏感な新生児のお尻には古布が一番
２歳になっても肌の敏感な次男は、新生児の頃はそれはそれは繊細だった。
乳児性湿疹で顔面はカサカサと黄色い膿みの塊がこびりつき、毎日沐浴の度に剥がし取ってしまいたい衝動に駆られた。
産後２週間を過ぎたあたりから徐々にお尻に赤みが出だし、やがてぶつぶつと細かい湿疹が始まり、またたく間に無数に広がってしまった。
慌てて病院に連れて行くと白い粘土のような軟膏を処方され、確かにそれはよく効いた。しかし塗布を止めるとまた赤みが出だし、紙オムツのメーカーを買えてみたが変化はなかった。
どうしたものかと悩んでいたら、使用しているおしり拭きの事を思い出した。
あかちゃんのことを考えてつくりました、成分のほとんどが品質の良いお水です、低刺激。
同製品を使っているママ友も多いし今まで気がつかなかったけど、もしかしてこれが原因？
そう考え、試しに使い古したタオルを小さく切ったものを数枚、水を入れた大きめのタッパーに入れ、おむつ替えの度に一枚二枚使用し、洗濯用の小バケツに放り込んでいった。
するとこどものお尻の湿疹は劇的に改善し、やはりうちのこどもには低刺激といえど商品に使用されていた薬剤が合わなかったんだと確信した。
忙しい時、タオルのストックが無い時もあった。なにせ新生児ライフは忙しいのだ。
そういう時は例のお尻拭きを使うぶんだけ水道水でザザっと洗ったものを使用したが、これでも再び悪化する事はなかった。
出産するまではコマーシャルや雑誌でみていたつるつるお肌、さらさらのお尻が赤ちゃんのあるべき姿だと思っていたが、実際は敏感な新生児のお肌にトラブルは付きもの。
真っ赤な顔やぶつぶつお尻を見ると赤ちゃんが可哀想になったりへこんでしまう事もあったが、ほとんどが一過性のものなので必要以上に心配しすぎず、少し大きくなるまではこうして濡れタオルで乗り切った新生児期だった。
